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飼う前に考えよう 販売日齢

 毎日新聞2016年9月6日 東京朝刊

飼い犬や猫が生後何日まで親元にいたか知っているだろうか。幼い犬や猫が人気だが、今月1日から49日未満は販売が禁止となった。早くに親から引き離すと適切な社会性が身につかず、かむ、ほえるといった問題行動を起こしやすいといわれている。販売の日齢を巡る問題を改めて考えたい。

捨てられる犬猫の運命
 
●幼い犬、猫 人気

 8月中旬の昼下がり、埼玉県内にある「関東ペットパーク」には、繁殖業者らが連れてきた約600匹の子犬や子猫が集まっていた。一匹一匹、専用のボックスに入れられ、獣医師による身体検査を受けた後、オークション(競り)にかけられる。日本のペットショップの多くが、こうした生体市場で犬や猫を入手しているといわれている。

 ●49日未満出荷禁止

 会場の一角に「生後49日未満の生体は出荷できない」との掲示があった。2013年9月施行の改正動物愛護管理法によって、「生後56日(8週)未満」の犬や猫の販売が禁止された。ただ、付則で施行後3年間は「45日」、今月1日からは「49日」となっている。これまで規制がなかったため、飼育日数が延びることで生じる経費などペット事業者への影響を考慮し緩和措置が設けられた。

いつ「56日」が実施されるか不透明な状況に動物愛護団体関係者の不満は大きい。動物福祉先進国の欧米の法律では「生後8週」を採用している例が多いからだ。動物との共生を考える連絡会の青木貢一代表は「人と共に幸せに暮らすのに犬や猫の心身の健康は欠かせない。売れやすさに偏り、置き去りにされている」と指摘する。

 今年3月に札幌市で可決された「動物愛護管理条例」(10月施行)は注目を集めた。全国で初めて、生後8週間は親子を一緒に飼育する努力義務が盛り込まれたからだ。

 ●離乳期 社会性学ぶ

 生後8週とはどんな時期なのか。犬を例にすると、離乳期にあたる。平均的に生後7〜10週の間といわれている。この離乳期に子犬は母犬から社会性を学ぶ。日本獣医生命科学大講師(動物行動学)の入交真巳さんは「離乳が不十分な段階で引き離すと、子犬の不安傾向が高まると分かっている。その結果、周囲とうまく関われず、恐怖心から攻撃的にほえたり、かんだりと過剰な反応を示しやすくなる」と説明する。飼いづらく、飼い主が見捨てるといった不幸な状況を招きかねない。

 繁殖歴18年の男性は、生後8週にも対応できるよう飼育ケージを大きくするなど態勢は整えた。一方で「日々、犬と触れ合い、離乳期は犬種や個体によって差があるのを経験している。一概に決めるおかしさは感じている」と言う。

 環境省では18年8月までに、親から引き離す理想的な時期を検討するため、子犬や子猫の飼い主の協力を得ながら調査を進めている。

 全国14のペットオークション業者で作る「ペットパーク流通協会」の上原勝三会長は「販売の日齢イコール殺処分の原因ではない」と主張する。競りにテレビCMで人気の白いポメラニアンが登場すると、落札価格が瞬く間に10万円を超えた。流行だけで安易に犬や猫をほしがる人がいるのも否めない現実だ。

 ペット問題研究家の山崎恵子さんは「飼い主自身が賢くならなければいけない。どんな親から生まれ、どんな環境で育ったのか情報を求めるようになれば、世の中が変わるのではないか」と訴える。

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